【マニアックな仏語】笑いも取れちゃう!?「それはできない」の言い方
今日の表現は、断りをいれつつ、笑いも取れる表現になります。
この表現の元は、フランスのテレビ番組で笑いを取るために話していたフレーズだそうで、それがそのままフランス人に浸透したものです。
日本で言う流行語大賞フレーズですかね!
フレーズ
Je ne peux pas,j'ai piscine.
(ジュ ヌ プ パ, ジェ ピシンヌ)
【piscine】女性名詞:プール
意味
プールの日だから、それはできない
フランス人の同僚から教えてもらい、冗談で使っていましたが、なんでこれで笑いが取れるのかわかっていませんでした。そこでインターネットで調べてみると、昔テレビに出ている人がこのフレーズを使い、笑いを取っていたからだそうです。
決して嫌味ったらしく断るわけではなく、このフレーズを使うとフランス人からしてみると「なんでお前そんなこと知っているの?!」みたいな感じで笑ってくれます。
プールの部分をtennis(テニス)やcourse(買い物)に変えて言う、応用フレーズもあります。まだ応用表現は使ったことがありませんので、今度使ってみよっと~
会話例
「Je te demande quelque choses.」:ちょっとお願いしたいことがあるんだけど。
「Je ne peux pas,j'ai piscine.」:プールの日だから、それはできない
もしこのフレーズを使って相手がそのテレビ番組のことを知らなくて、「??」という顔をしてきたら、「C'est une blague.」(セットュヌ ブラグ):冗談だよ!
と言ってあげれば、シラーっとなるのを回避できます。
とは言っても、今のところフランス人の同僚でこれが伝わらない人はいませんでした。
英語でも、しつこい男性の誘いを断るために、
「I have to wash my hair.」:髪の毛を洗わないと行けないからムリ!
という表現があるそうです。
「そんなんいつでも、できるやん!」とツッコミをいれたくなるフレーズですね。情報によれば、もう死語となっている可能性があります。
死語も、もう完全に死語ですよね!というところで、どうぞよろしくです。
2019年2月14日:ne peux pasの”ne"を追加(間違いごめんなさい!)
2019年3月24日:フランス語間違い修正