多用厳禁!?【フランス語スラング】「ポンコツ、役立たず」の言い方
今日の表現はフランス人がその場で、そこにいる他のフランス人を茶化す時によく言うフレーズです。
決して真剣に言ってるのではなく、フランス人の同僚達は日本で言うイジりみたいな感じで使っています。「こいつ本当にポンコツなんやて~」、「いやいや、こいつこそポンコツやわ!」みたいな感じです。
フレーズ
Bon à rien.(ボ ア ヒアン)
意味
ポンコツ、役立たず
【Rien】何もない、皆無
直訳すると「すばらしく、何もない」ですかね。
普通に読むと、「ボン ア ヒアン」ですが、”ン”があまり発音されず「ボ ア ヒアン」に聞こえます。
会話例で見てみましょう。
会話例
「Lui,bon à rien.」:彼はポンコツやで~
「Non, il est gentil.」:そんなことないよ、彼は優しいよ~
よくフランス人の同僚(男の人達)が会話している中に入っていくと、その場にいる人に対して「ポンコツ」、「あそこがでかい」、「あそこが小さい」だの有ること無い事を言います。それに対して僕は、ポンコツの場合は、なんとなく便乗せずに逆のことを言うようにしています。
僕は日本語の「アホ」とか「バカ」とか言う言葉が好きでない割に、アルゴで「彼は頭がイカれている」を平気で言うときがあります。なのでなんで逆のことを言うか、正直よく分かりません 笑
他の言い方
・Il est inutile.(イレ ティニュティル)
・Il est nul.(イレ ニュル)
どちらも「役立たず」みたいな表現ですが、イジる時か上司の陰口を言う時ぐらいしか登場しなさそうですね。。。
こうやってみると、最初はフランス人が「Bon à rien」と言っても、僕は「??」となって会話終了が多かったです。
それが数年も経つとなんとなく理解できるようになって、その場に合った返しができるようになってきました。(まだまだ道半ばではありますが)
そうやって過去の自分から、どれだけ前に進んでいるかを感じる瞬間が語学を学習するモチベーションに繋がる1つだと思います。今後の課題は、自分が前に進んでいる感をいかに”記録”し、”見える”ようにするか?です。
そしてできるだけ、フランス語が話せる日本人の人に会ったら「どんなことをしてきましてか?」と聞くようにもしています。それぞれの人に色々な苦労があり、そう言ったことを聞くことも好きだからです。
「ポンコツ」から、なぜか「語学の習得の道のりを熱く語るBogoss」になったところで、どうぞよろしくです。
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