【前掛けカバン安全説の崩壊】アテネ地下鉄_最新のスリの手口
ギリシャは夕日で有名なサントリーニ島や、ご飯がとっても美味しい国です。
しかしその反面、アテネの地下鉄でスリ(未遂)にあったとインスタで情報が上がったりしています。
僕自身も2019年にアテネを訪れた時に、地下鉄でスリにあいました。
パリのメトロや他の観光地での被害は一度もありません。
この記事では、実際にどんな状況であったのか?とその対策について書きます。
ちなみにフランス語ではスリを「pickpocket(ピックポケット)」と言います。
状況
日時
平日 朝8:00
地下鉄
シンタグマ広場(Syntagma駅)からアクロポリ駅へ向かうM2番線、1駅のみ利用
加害者
大柄の男 3人(明らかに不審な点や、グルであることに最初は気がづかず)
被害者
ボゴス(自分)
スラれたもの
前掛けにしていた斜めがけカバンに入っていた、ホテルの予約の紙
状況詳細
乗り込んだ地下鉄は朝の通勤ラッシュのため、乗車率80パーセントくらいでした。
僕は次の駅ですぐに降りられるように開閉扉付近に乗りこみ、その時点で僕を囲むように大柄の男が3人がいました。
電車が走り出すと、大柄の男達が急に僕を押さえるように取り囲み出したのです。
僕は回りも見えず、1人勝手に乗車率120パーセント状態に。
そのうちの1人が右肘で首元付近を押さえており、もう2人も重なるように密着してきました。(この時点では、僕自身はあくまで電車内が満員であるとしか思っていなかった)
首も手も動かせない状態になりました。
少しすると「ジジジ」とジップが開く音が。
カバンを引っ張ったところ、3人がサーと引いていきました。ここでやっと全然人が周りにいないことが分かりました。
カバンも1/3ほど開いており、スリにあったことにやっと気づきました。
先ほどの右肘で押さえていた人が、その下で左手でジップを開けていたのです。
恥ずかしながら「こいつらやべ~な」としか日本語で言えませんでした。
次の駅で降りて、カバンの中を確認したところ、ホテルの予約の紙だけなくなっていました。幸い同じカバンに入れていたカメラやパスポートは取られていませんでした。
アテネの地下鉄スリ対策
・パスポートはカバンを開けられても、すぐに取られない位置へ入れておく
・カバンは前掛けにしてもジップ部分は開けられないように手で押さえておく
・地下鉄は開閉扉付近に立たないこと
せっかくの楽しい旅行も、こういったことがあると残念な気持ちになります。
例えスリにあったモノが大したことがなくても、スリにあったというショックの気持ちは変わりません。良い経験ができたと前を向くしかないですね!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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