【これぞフランス】会社を去る人の手荒い送り方

フランスは転職社会です。転職しながら、ポストを上げていきます。
平均で1つの会社に3~4年で次の会社に行くと同僚が言っていました。
そのため、人の移り変わりが激しく、何人もの同僚を見送りました。
今回はそんな同僚を見送る時に実際に見た、手荒い見送り方3個を紹介します。
会社から去る時にやられていることです。
1)車をラップでぐるぐる巻にする
海外のYOTUBEで出てきそうですね。
去って欲しくない気持ちがこういうことに繋がるのでしょうか。
2)荷物を全て隠される
去る人のロッカーの荷物を隠し、着替えの代わりにコスチュームを入れて、それに着替えて会社の中で過ごします。
3)去る本人がラップで椅子などにぐるぐる巻にされる
最近のトレンドはこれです。
ラップでぐるぐるに巻かれて、顔中らくがき、そのままお世話になった人達へ挨拶回りをさせられます。
実際にあった手荒い見送り方
会社を去ることになった、20代後半フランス人の同僚A君のお話です。
去ることが決まって、他の同僚がA君がいないところで
「例のアレを実行するぞ(本人をラップでぐるぐる巻にする)」
と聞いていましたので、去る日の午前中にA君に
「チラっとラップ巻きされるって聞いたから注意しなよ」
と伝えました。
そうこうしているうちに夕方となり、事務所を出たところ、
なんとA君がイメージ図のように台車にぐるぐる巻にされていました。
A君の何もできないという顔と、見事なラッピングぶりに、笑ってはいけませんでしたが、笑うしかなかったです。
そこで他の同僚に言われたのが、
「ボゴス、お前が去る時にも一緒のことをやるでな!lol」と、
「勘弁してくれ~」と思いつつ僕が去るときは穏便にいきますように!
と願うばかりです。
※フランス全土の会社でこういうことが行われているわけではなく、一部のいたずら好きの間で流行っている見送り方になります。
去る人に捧げるフランス語は、こちらです。
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