【フランス生活】2月2日にフランスでは、なぜクレープを食べるのか!?
フランスでは、2月2日にクレープを食べる風習があります。
今さらながら何で食べるの⁇と疑問に思いましたので、色々と調べてみました。
その結果、日本語の情報と、フランス人からの話では違いがあることが分かりましたのでここに綴ります。
ことの発端は自分自身でツイートしたこの会話からです。
2月2日はフランスはクレープの日でした。フランス人の同僚に「なんでクレープ食べるの?」と聞いたら「良い質問!俺も知らないから、分かったら教えて」と。ネットの情報は色々な説がありすぎ〜笑
— Bogoss (@Bogoss51426932) February 4, 2019
それから数日間、フランス人の同僚数名に(というより、みなさん理由を知らずネットで情報を拾っていました)聞き取りをしました。
日本語の情報では、クレープの形が太陽に似ており、寒い冬から天気が良い春の到来を示すとの記載が多かったです。この話を同僚にしても「そうなの?」という感じでした。
引用元を貼り付けます。
フランス「クレープの日」 La Chandeleur |フランス語 レシピ
同僚は、クレープの材料である小麦粉の豊作(bonne récolte)を祈願する意味でクレープを作ると言っていました。
この話を奥さんにしたところ、
「そう言えば数年前にフランス語の先生(フランス人マダム)もそう言ってた」と言っていましたので、この説もかなり有力かと!
その他に、小麦粉を作る農家では、この時期に1枚のクレープを焼き、その中に金貨を入れ棚の上に置いておく⇒最初に家に訪れてきた人にその金貨を渡すと、その1年は豊作になるとも言っていました。
クレープを食べる当の本人達があまり気にしていないということは、本当にどうでも良い情報かもしれません 笑
そしてこの話の起源はローマ時代と言われており、そこから色々と話が変化してきたんだと思います。
ブログを書き始めて、貴重なフランス生活を何も気にせずに過ごしていたな と強く感じる出来事でした!最後に奥さんが焼いてくれたクレープの写真で、どうぞよろしくです。