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フランスの最新レンタカー事情~令和元年版~Hertz

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フランス語でイケメンという意味の「Bogoss(ボゴス)」です。

令和元年の記事は、フランスのレンタカー事情になります。

 

フランスのトゥルーズへ飛行機で行き、その周辺の最も美しい村をフランス生活で初めてレンタカーを借りて周りました。

事前情報では、それほど難しくないとのこでしたが、実際は知らなかった情報が多く、予約をして行ったのに、色々と苦戦を強いられました。もしレンタカーで初めてフランスを周る場合は注意が必要です。

 レンタカーでフランスを旅行するメリットとデメリット

とは言えレンタカーでフランスを周るのにどんなメリット、デメリットがあるの?となりますので、まずそちらを書きます。

メリット

・フランスの田舎町を周ることができる

これに尽きます。どうしても飛行機や電車、バスだと行きにくいところでも車があれば周ることができます。そして、近くのスーパーで安くお土産を購入できるメリットもあります。

特にお勧めなのが、フランスの「最も美しい村」に認定されている町を訪れることです。認定には一定の基準が設けられており、例えば人口2000人以下などと決められています。ですので町も小さく1日でサクッと観光できるます。ただし車がないと訪れることが厳しいところも多くあります。

 

 

・車が荷物の仮置場にもなる

どうしても旅行となると、荷物をホテルに預けるなどしないといけないので、そこで時間をロスしますよね。車があればその問題も解決されます。買ったお土産(例えばお酒)も車に置いておけます。

デメリット

・運転しながらの観光のため、疲れがたまる

これは運転好きな方には関係ないかもしれませんが、慣れない土地や左ハンドルなどツアーや電車旅よりも疲れが溜まりやすいです。その状態での観光となると「クタクタで観光できないよ」ということもありますので、旅行計画は余裕を持って作ることをお勧めします。

 

・不安材料が多くなる

車の運転をするにあたり、目的地にたどり着けるのか?事故したらどうしよう。レンタカーだとちゃんと車を借りれるか?などの心配がでてきます。

 

今回はその不安材料が少しでもなくなる情報を書きます。

 主要のレンタカー会社とHertzのレンタカー情報

Hertzにした理由

トゥールーズの空港の主要レンタカー会社の評価を見ました。

 

Hertz:口コミ数81で★2.2

Avis:口コミ数101で★2.5

 Europecar:口コミ数147で★2.4

 

どこも評価が低く、その中でもさらに評価は低いですが、HP(日本語)で見積もりをとり、1番値段が安いHertzで事前に予約しました。他よりも30€ほど安かったです。

 

どの会社もオートマですと値段が上がり、カーナビも別オプションでした。ですので、ミッションの2000CC規模の大きさの車で、カーナビ無し、最低限必要な保険(標準でついている)のタイプを選びました。最初の写真の車が実際に借りた車になります。

空港でやったこと

■Hertz受付での手続き

トゥールーズ空港の出口ゲートを出て、右に歩いて行くとHertzがありました。その隣りがEuropecarです。担当者が1人しかおらず、車を借りるまで20分ほどかかりました。隣のEuropecarは整理券マシーンもあり、スイスイと人がはけていっていました。

 

・HPであらかじめ予約した場合に受付で必要なもの

予約者の名前

パスポート

国際免許証+日本の免許証もしくはフランスの免許証

 

・聞かれたこと

住所、電話番号(住所は紙にローマ字で書いておくと◎)

オプションのフル保険をつけるか?⇒事前情報で標準の保険で問題ないことを確認していたので、これは「No」と答えました。

 

・最初に請求された金額

300€

 

・車返却時の最終の金額

117.36€(予約した時と同じ値段)

 

HPで予約した時は117.36€でしたが、なぜか受付では300€が請求されて店員に確認しても、「セキュリティのための前払金も含まれている」の1点ばりでした。この時に明細書を見せてもらい、もう少し中身を見れば良かったと反省しています。

 

カードでの支払い手続きをしたあと明細書を渡され、FPO(燃料費先払い制度)という満タン分のガソリン代と、さきほどの前払金が上乗せされていることが分かりました。

 

FPO(燃料費先払い制度)は、返却時に空港近くにガソリンスタンドがないもしくは、ガソリンを入れる時間がない場合にはそのまま返却しても問題ないですが、前払いするガソリン代の単価も高く、時間をお金で買うことだけがメリットとなります。返却前にガソリンを満タンに入れて返却することをおすすめします。そうすれば自動でキャンセルがかかるようです。

  

 ■受付とは別の駐車場にある事務所で車の鍵を受け取る

鍵を受け取り、車の傷の状況の紙を渡されます。

そして駐車場番号を教えられるため、そちらに車を探しにいきます。

紙には車の横からの図と上からの図が書かれており、そこに傷部分に印が打ってありました。

この紙と照らし合わせて傷がないかの確認と、車内に問題がないかも確認することをお勧めします。

 

なぜか車には標準のカーナビがついていましたが、僕はヨーロッパ対応の持ち運びできるTOMTOMというカーナビを準備していましたので、そちらを使いました。

 

■返却について

返却は同じ空港でしたので、借りた駐車場の返却ゾーンに行くと店員が来ますので、最終チェックをします。チェックの内容は細かく見ることもなく、サーッと一周しガソリンが満タンかと走行距離をチェックして終了です。 

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レンタカー返却時に上の写真後ろの領収書で最終的に117.36€になっていることが確認できました。(カードの引き落しは後日確認します。)

ちなみに最後に「La facture s'il vous plaît(ラ ファクチュール シルブプレ)」と言えば領収書をもらえます。

まとめ

ヨーロッパあるあるですが、一から十まで全部説明してくれる人は稀で、こちらから聞かないと何も教えてくれないと思ったほうが良いです。

ですので、多少フランス語が話せても、もし初体験で自信がない場合は、英語で対応などをしないと相手の思うつぼだと痛感した旅行でした。

皆様にはこういった情報で、少しは安心して頂ける旅行になると幸いです。

 

それ以外は今回借りた車のサイズはちょうどよく、高速でも快適に走ることができました。

トゥールーズもフランス第5の規模の都市ではありますが、運転で怖い思いもすることはありませんでした。フランス国内もパリは別次元ですが、地方を走る場合は鹿や動物に注意すればそれほど危なくないです。

 

以上長々と書きましたが、令和もどうぞよろしくです。

 

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